こんにちは!
東京都内を中心に、関東近郊に20か所ほどある完全個人レッスンのピアノ教室、エルピアノスクールのブログです。
本日は昨日の予告通り、「【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜大人にも有効!正しいピアノの練習法 その②〜」ということで、ピアノの練習法についての第2弾をお送りさせていただきたいと思います。
前回と同じく、あくまでも一例にはなりますが、もしご参考になれば嬉しいです!
前回の記事、「【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜大人にも有効!正しいピアノの練習法 その①〜」をまだご覧になっていない方は、是非こちらもチェックしてみていただければと思います!
それでは、続きをいってみましょう!
〜【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜大人にも有効!正しいピアノの練習法 その②〜〜
前回は、曲のフレーズを勘違いしたり間違えたりせずに覚えることがまずは重要、そして覚える方法と手順などについて書かせていただきました!
今回はその続き、そこからさらに練習内容を深めていきます!
1.日々の鍛錬 〜次の段階〜
前回の段階をクリアし、鍵盤を弾ける段階まできたら、ひたすら、テンポをあげても確実に弾けるよう練習するのみです!
例えばテンポ♩=100で弾ける事が目標の曲の場合、徐々に100に近づけるよう練習していきます!(60で弾けるようになったら65、65で弾けるようになったら70など、、、)
1小節目が出来たら、2小節目も同じ手順を追って練習します。
どちらもクリアしたら、その後1小節目と2小節目を繋げて弾けるように、1〜2小節目を繋げて練習していきましょう!
レッスンでも実際に多く見受けられることは、曲を覚える時に無理な長い範囲を弾こうとしてしまうことです。
例えば、ピアノを始めたばかりの初心者の方は1小節ずつ、2、3ヶ月ほど練習を続けて少しずつ慣れてきたという方は2小節ずつ、半年〜1年ほどしっかりと練習していると言う方は4小節ずつなど、一概には言えませんがスムーズに覚えていける適正範囲は異なります。
もちろんフレーズの難易度や音数などによっても適正範囲は変わりますので、急ぎ過ぎず、確実に吸収していける範囲を繰り返し練習して、正しい演奏を身につけていきましょう!
最初はものすごく地道に感じるかもしれませんが、上手くなるほど適正範囲も広く(長く)なってきますので、曲やフレーズを覚えるのもどんどん速くなってきます。
練習は繰り返し繰り返し行うので飽きたり挫けたりすることもあるかもしれませんが、そんな時は原曲の音源を聴いたり、たまには音源に合わせて弾いてみたりすることで目標の再確認ができ、やる気アップに繋がると思いますよ!
もちろんレッスンにお越しいただくこともモチベーションの維持に重要ですし、ライブやコンサートなどを見に(聴きに)行くのもとても良いですね(^^)
ご自分に合った方法を、色々とお試しくださいね♪
2.弾けないところの部分練習
上記の手順で練習を重ねていくうちに、自分が苦手でいつもつっかえてしまう部分が出てくるはずです。
(もし出てこなければ、それが一番GOOD!)
間違えた時は、その箇所のみの練習=部分練習をすることが大切!
”間違えるたびに最初から弾いていませんか?”
間違えるたびに最初から弾く(弾き直す)と、”間違って弾くこと”を脳が認識していまい、その箇所ばかりつっかえる癖がついてしまいます(汗)
これは本当にレッスンでも実際に多いのですが、間違えると反射的に最初から(そのフレーズの頭から)弾き直してしまう方がいらっしゃいます。
そして同じところで間違え続けるという、、、(^^;;
身体や脳は繰り返したことを覚えてしまうので、それをやっているうちに間違ったパターンを覚えて行ってしまいます。要は「間違えるための練習を繰り返している状態」です。
一度それで覚えてしまうと、反射的にやってしまうようになるので、なかなか抜けないんですよね、、、(汗)
なぜ毎回(もしくは、ほぼ毎回)間違える部分があるかというと、その部分にはまだ慣れていない(弾ける状態にない)からです。
特にそのフレーズの前後が簡単だったりすると、流れでそこも弾けそうな気がしやすいので、それは罠です!!
そうならない為にも、間違えるところはその箇所のみピックアップして練習し、綺麗に繋げていけるようにしましょう!
3.録音してみる
そして、意外と実践している方が少ないのが「録音」です。
少しの範囲でも、「フレーズがちゃんと弾けた!」と思ったら、まずは録音してみましょう!
客観的に自分の演奏を聞くことは音楽でとても大切です。
ピアノを弾きながら、客観的に自分の音をしっかり聞くことは、実は非常に難しいです。
録音してみると、ビックリ!!周りにはこう聞こえていたのか、、、、、と新たな発見もあるはず!
「思ったよりちゃんと弾けている!嬉しい!」、「自分が弾いている音なのに綺麗!かっこいい!」と言う喜ばしいこともあれば、「あれ?こんな感じ、、、?」と落ち込むことも(汗)
しかしながら、録音練習は確実に上達のための近道でもあります。
是非お試しください!
(※例えばこんな感じでピアノが演奏できるようになる日を目指して!)
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
文章でのご説明では少し分かりにくい部分もあったかと思いますが、是非実践してみてください!
メトロノームの使い方がよく分からない、音符や休符の拍の長さがよく分からないなどで、メトロノームを全く使わずに練習しようとされる方も多いのですが、それは例えるなら「地図が全く読めない、方角も分からない状態で険しい森を行くようなもの」だと思います。
盛大に迷って脱出できなくなること必死なので、避けていけるようにしたいところです(汗)
特にピアノ初心者の頃ですと、確かにメトロノームの使い方、ノリ方などが分からずに苦労するとは思います。しかしながら、レッスンでは技術面だけでなく、もちろん練習方法のコツなどもお伝えしておりますので、是非レッスンの際にお気軽に色々とご相談いただいて、ご一緒に乗り越えていきましょう!
ご不安なことなどもあれば、お気軽にご相談ください(^^)
ということで今回は、具体的なピアノ練習法の一例をご紹介させていただきました。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!