こんにちは!
東京都内を中心に、関東近郊に20か所ほどある完全個人レッスンのピアノ教室、エルピアノスクールのブログです。
今日は「【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜クラシックの色々な曲紹介 その1〜」ということで、独断と偏見によって選ばれた好きな曲を紹介していこうと思います(笑)
昔は何を聴くにしても、何を観るにしても、好きなものばかり聴いたり観たりしていたので、偏りが激しいかもしれません(笑)
音大生になってから、少し視野を広げることが出来ました(汗)
クラシックの時代を大きく分けると、「バロック」「古典」「ロマン」「近現代」と分けられるかと思いますが基本的に私はロマン派が好きですし、好きなものはやっぱり演奏も得意な曲が多いです。
ちなみに大学生になるまではリストが1番好きと言っていて、2番目がショパンかな〜くらいでした。
大学生になってとある曲と出会ってからラフマニノフの魅力にやっと気づき、今はラフマニノフが2番目に好きです(1番は変わらずリスト。カプスーチンも好きになりました)。
話がそれそうになってきたので(汗)、それではいってみましょう!
〜【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜クラシックの色々な曲紹介 その1〜
小学生の頃、「この曲が1番好き!」と私が言っていた曲が「ショパン/バラード1番」です。
ショパンのバラードは全4曲。
「最初の『バラード第1番』作品23は1831年に作曲され、これによって新しいピアノ音楽ジャンルが切り開かれた。
18世紀から19世紀中葉まで、音楽分野におけるバラードは専ら歌曲に使用される言葉であったが、器楽作品にバラードという言葉を用いたのはショパンが初めてであり、従って、ショパンはピアノ音楽におけるバラードというジャンルの開拓者として位置づけられる。」
となっています。
他にも面白い情報が載っていますので、ご興味がある方は是非チェックしてみてくださいね!
(〜ピティナ・ピアノ曲辞典 「ショパン :バラード 第1番 ト短調 Op.23」〜)
ちなみに私がバラードで好きなのは、4曲とも最後の盛り上がりのところです(1番難しいところでもあります)。
他にもショパンでいうと、コンチェルトも好きです。
知らない方は是非こちらの2曲もチェックしてみてくださいね!
・「ショパン/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11」
・「ショパン/ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21」
続いて、私が一番好きな「リスト」のお気に入り曲をご紹介させていただきたいと思います!
リストは超絶技巧で有名ですが、如何せんリスト自身、手がとても大きくてですね、、、(小指が9センチあったとか)。
結局はご自身が弾けてしまうからこんな難曲ばかり量産されたんですかね〜。
リストが好きな作曲家というだけあって、私の人生の大事な場面では絶対にリストの曲を選んでいました(笑)
大学受験で弾いた曲「タランテラ」(難曲でした!)。
そして卒業試験で弾いた曲「スペイン狂詩曲」(こちらも難曲!)。
和音の連打系が大変で、最後のほうは腕がへとへとでした(汗)
でもこの曲は初めて聴いた時に「かっこいい!」と思っていた曲だったので、弾けて満足でした(^^)
スペイン系の曲、好きなんですよね、、、。
少し話はそれますが、インファンテの「アンダルシア舞曲」はまさにスペイン感がある曲で、一目惚れならぬ一聴惚れ?をしたので学内のコンサートで演奏した思い出があります。
インファンテはご存じでない方も多いのではと思いますが(私も以前は知りませんでした)、
「セヴィリアに生まれたピアニスト、作曲家。
スペインの民族的リズムや旋律が多用され、母国の情景が色濃く作品に表れている。
(〜引用:インファンテ / Infante, Manuel – ピティナ・ピアノ曲事典〜)」
です。
このアンダルシア舞曲もTheスペインですよね。3楽章まであるので、是非聴いてみてくださいね!
それでは話は戻りまして、リストの曲紹介です!
リストは様々な曲を編曲していることでも有名ですよね。
とくに有名なのはシューベルトの歌曲、「魔王」ではないかと思います。
他にもリスト編曲の作品は多く存在し、リストが編曲したものには「シューベルト=リスト」のように、間に「=」が付きます。
リストはピアノ協奏曲もいいですよね。
残された2曲、どちらも好きですが、ここでは2番をご紹介させていただこうかと思います(気になる方は是非1番も聴いてみてくださいね!)。
続いて、ラフマニノフの曲紹介です!
前述の通りですが、私がラフマニノフの魅力に気づいたのは大学生の頃。
学内で自由参加の講習会がありまして、声楽の講習会だったのですが、ラフマニノフのヴォカリーズと、リストのペトラルカのソネットを取り上げた会でした。
当時、私はピアノでペトラルカのソネットを弾いていたので、その曲目当てで参加した形です。
ですが、私はそこで初めて聴いたラフマニノフのヴォカリーズに「なんて素晴らしい曲なんだ!」と感動してしまいました。
今でも大好きな曲です。
とても美しく、そして切ないですよね。
この曲が好きすぎるあまりにピアノだけでなく副科の声楽の試験でも歌いましたが、在学中で一番良い点数を取りました(笑)
そしてこのヴォカリーズを聴いてからというもの、ラフマニノフのピアノ曲をひたすら探索していく日々が続き、コンクールではしばらくラフマニノフばかりを演奏する時期もありました(汗)
ちなみに大学の試験もラフマニノフを選んでいた時があったのですが、今までの人生で1暗譜に苦労したのが、「絵画的練習曲<音の絵>Op.39-1」です。
こんなに暗譜に苦労した曲は初めてでした、、、。
ユジャ・ワンさんは軽々しく弾かれいるように見えますが、とても難しいので!(見れば(聴けば)分かる!?)
音の絵自体は素晴らしい作品集で、好きな曲もたくさんあります。
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
今回は徒然なるままに、独断と偏見による個人的に好きな曲をご紹介させていただきました!
知らない曲に出会うことは大きな財産になりますし、たまにはこんな回があっても良いですよね!
ご興味のある曲があれば、レッスンでお気軽になんでもご相談ください!
それでは本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!