【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜ピアノの上達が早くなる!?一人でできる上達しやすい練習方法のアイデア3選〜

こんにちは!
東京都内を中心に、関東近郊に20か所ほどある完全個人レッスンのピアノ教室、エルピアノスクールのブログです。

今回も「【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜ピアノの上達が早くなる!?一人でできる上達しやすい練習方法のアイデア3選〜」ということで、一人でもできるピアノを練習する際のポイント的なものを少しご紹介させていただきたいと思います!

さて、それでは早速ですがいってみましょう!

 

〜【ピアノ教室】ちょっと小話! 〜ピアノの上達が早くなる!?一人でできる上達しやすい練習方法のアイデア3選〜〜

いきなりですが、皆さんは家でピアノを練習する時、どのような方法で練習されていますか?

 

「まずはどんな曲かをじっくり聴いて…」

「譜面を見ながら弾く音を確認して…」

「片手ずつゆっくり弾いて…」

「慣れてきたら両手で合わせてみて…」

 

というような段階でピアノを練習していく方が多いのではないでしょうか?
ピアノ初心者でもピアノ上級者でも、これが一番多い流れなのではないかと思います。

しかしそんなプロセスを踏んで長い時間をかけて練習したのに、「何だか原曲のようにスムーズに弾けていない気がする…」「いつも同じ箇所で止まってしまう」「先生が弾くものと違って、なんだかドタバタして聞こえる」というお悩みを実際にレッスンでも生徒さんから聞くことがとても多いです。

これは一体何故なのでしょうか??

もちろん色々な原因が考えられますし、一概には言えませんが、

 

一曲を通して一定のテンポで弾けていない

 

実はこれが原因の生徒さんが非常に多いんです!

「得意な箇所だけ演奏が速くなり、不得意な箇所は遅くなる(もしくは止まってしまう)、、、」この現象のせいでスムーズで綺麗なピアノの演奏に聞こえなくなってしまっているのです。

しかしこれは逆に言うと、

 

どんなにテンポが遅くても、一定のテンポで止まらずに弾けると上手に聞こえる!!

 

ということになるんです、これは本当です。

「いやいや、でもそんな機械みたいにきっちりテンポを守れってこと?」「プロでも感情を込めながら弾いていて、一定のテンポじゃないこともありますよね?」といった声も聞こえてきそうですよね?

演奏する側がコントロールできているテンポの揺らぎは大変心地よいのですが、自分の意思ではない揺らぎは、聞く側からすると非常に不安定に聞こえてしまうものなのです。

ピアノに限らず、上手な楽器演奏者は止まらずに一定のテンポで弾けるようになった上で、そこに感情や緩急を入れて演奏をより良いものにするために磨いています。

余裕がある緩急と、余裕のなさから生まれる緩急、これが大きな違いなんです!

 

ということで前置きが長くなってしまいましたが、そんな演奏の質を向上させたいあなたに必見!

今回は安定したピアノ演奏になる為にオススメの練習方法をご紹介したいと思います!

 

①メトロノームに合わせて練習する

 

まずは一番スタンダードなやり方ですね。

昔こそ高価でしたが、今はスマホで無料のメトロノームアプリが山ほどあります。

ポイントは「不得意な箇所が弾けるテンポに設定する」ということです。
つまり、まずは弾けない箇所に合わせてテンポを落として、片手ずつ練習していきましょう。
そこから全体のテンポを少しずつ上げていくのが最も効果的です。

いつも同じ箇所で止まってしまうのは、その時点でのご自身のピアノの上達レベルを超えた速いテンポで弾いてしまっていることが原因です。

弾けないテンポでいくら練習してもその部分が改善することはありません。
「もう少しでできそうなのに!」と思ってしまいやすいことが、多くの人がハマってしまった落とし穴になっています(汗)

焦らずゆっくりと練習することが、実は上達への一番の近道なんですね。

 

②録音した自分の演奏に合わせて練習する

 

これは「自分のどちらか片手の手のピアノ演奏を録音して、それに合わせてもう片方のパートを演奏する」という、ちょっと変わった練習方法です。

皆さんがお持ちのスマホには、必ずボイスレコーダー的なアプリがあるかと思います。
もしくはカメラで動画として演奏している映像を撮るのも一つの手段です。

両手で演奏する、ということは、お互いの手に合わせて演奏する、とも言えるかと思います。

自分の敵は自分?ではないですが、自分の片手の演奏についていけなければ両手で演奏することは夢のまた夢、、、(汗)
自分の片手ずつの演奏にどんな癖があるのか?なども確認できるという意味でも非常に有効な練習方法で、最後に両手の演奏を録音して客観的に演奏を聴ければ尚良しです。

一流と呼ばれるミュージシャン達も、必ず自分の演奏を録音してチェックしています。

例えば、ピアノ弾き語りの練習をする時も「伴奏だけ録音→それに合わせて歌ってみる」など色々な応用ができますので、よろしければ皆さんも是非試してみてください!

ちなみに私自身もこの練習方法には大変お世話になっています。

 

③伴奏音源に合わせて練習する

 

これは上記の①の練習方法をある程度クリアした方で、且つスタンダードなPOPSやJAZZを練習している方に適した方法になるのですが、実はYouTube上には伴奏音源なるものが沢山存在します。

例えば、“曲名 伴奏”や“曲名 backing track”などで検索すると出てきます。
これに合わせて例えば「片手ずつ→両手で」、という流れでピアノを練習していく方法です。

(※こちらがその伴奏音源の例です。)
AUTUMN LEAVES chord progression (Gm) (no piano) – Backing Track Jazz Standard Bible

 

 

歌がある曲を練習されている方は、元の曲を流しながら演奏するというのも効果的です。

歌い手の歌の空気感や呼吸に近づくこと(感じること)で、ご自身の演奏がより良いものになりますよ!

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

ピアノは一人で黙々と練習する楽器だと思われがちかもしれませんが、何かに合わせて練習すると楽しさも倍増ですよ!

メトロノームや曲など、何かについていこうと必死に演奏していると、今までつっかえていた箇所が突然弾けるようにもなったりします。
今は色々便利なツールがあるので、皆さんもそれらをフル活用してスキルアップしちゃいましょう!

 

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

〜無料体験レッスンにも是非お気軽にお越しくださいね♪〜