こんにちは!
東京都内を中心に、関東近郊に20か所ほどある完全個人レッスンのピアノ教室、エルピアノスクールのブログです。
本日は「ちょっとピアノ小話! 〜楽器購入の必要性についてお悩みですか?〜」ということで、今回はピアノを始めるにあたってピアノを購入する必要はあるのか!?ということついてお話ししていこうと思います。
いや、そりゃあまあ、もちろんあるに越したことはないのは当たり前なのですが、、、(^^;;
人によって環境や事情が違うのは仕方のないことですし、そんな中でも「ピアノが弾けるようになりたい!!」という気持ちは絶対に応援すべきものなのですm(_ _)m
ピアノを弾いてみたい!とレッスンに通うことを決めたのは良いものの、「あ!お家に楽器がない(買っても置けないかも)、、、。やっぱり難しいかな、値段も高そうだし、、、。」と諦めていませんか?
練習環境問題は、どんな楽器にも結構つきものなのですが、意外と解決方法や落とし所はあるものです。
今回は、ご自宅にピアノがないけれどピアノを習ってみたいと思っている方に、楽器購入についてお話させていただきたいと思います!
それでは、いってみましょう!
〜ちょっとピアノ小話! 〜楽器購入の必要性についてお悩みですか?〜〜
1.楽器購入の必要性
まず、そもそも楽器購入は必要なのでしょうか?
結論から言うと、「楽器購入の必要性はある!」
が、、、”環境と目的による”という回答になると思います。
前提として当たり前ですがレッスンで習ったことは復習することで身についていきますので、レッスン以外でも練習時間を確保いただくことはとても重要ですし、正しい練習は上達の鍵となります。
しかしながら、「ピアノを初めてみたけれど、続けていけるだろうか」、「練習時間がちゃんと取れるかな」、「家で音を出せないから買っても仕方がないのかな、、、」というご相談も、体験レッスンなどで実際に多く頂戴するのです。
しかし、ご安心ください!いきなりグランドピアノや、アップライトピアノをご購入いただく必要はありません!(最初から持っていたり、購入できる方は別ですが)
まずは鍵盤を触り指を動かす、という経験を積んでいくことが大切です!
楽器を演奏するには「イメージ」というものが本当に非常に重要で、例えば、ご自宅に楽器がない場合には、
◆「レッスンで右手のメロディーを習ったら」◆
①そのメロディーのリズムを手拍子で叩けるようにする
②そのメロディーを手拍子と一緒に口ずさむ
③そのメロディーを手拍子と一緒に音名(ドレミ)で歌ってみる
④指番号を確認し、机の上などで指を動かしてみる
⑤ゆっくりのテンポから、指番号通りメロディーのリズムに合わせて指を動かす
(→できるテンポまで徐々にスピードアップしながら練習する)
これらをなるべく毎日5〜10分ほど復習いただくだけでも、最初は十分な練習になります。
そして、できればレッスン前に家の近くのスタジオを借りて実際のピアノで練習してみる、というのがとても効果的だと思います。(多くのピアノスタジオは60分あたり1,500円前後でレンタル可能)
とはいえ、トータルのスタジオ費用や移動時間などを含む時間の確保を考えると、ご自宅で練習できたほうが効率的であることは確かです、、、(汗)
そんな時に便利なのは、電子ピアノやキーボード!
ものにもよりますが比較的安価で購入できますし、何よりもスペースや音が出せない問題で大きいピアノは、、、という方にも、ヘッドホンで出音が聞けるポイントが非常にオススメです。
もちろん、最初は購入せずにレッスン前にスタジオを借りて練習して、自分のペースでゆっくり習っていきたいという方はそれでも良いと思いますし、ご自宅ではほとんど練習ができないしレッスンのほうが上達の効率が良いからと、レッスン回数を逆に増やす方もいらっしゃいます。
ピアノを上達していきたい、レッスンに来たいというペースはもちろん人それぞれですので、「このままでは物足りない!」と思われたタイミングで電子ピアノやキーボードの購入を検討いただいても良いのではないかと思います。
2. 電子ピアノのおすすめ、王道、人気のメーカー
ということで、次は電子ピアノに関して少しご紹介していきます!
さまざまなメーカーが電子ピアノを販売していますが、有名なのは、
・YAMAHA ヤマハ
・KAWAI カワイ
・CASIO カシオ
・Roland ローランド
などかと思います。
これら有名メーカーで買うことのメリットは色々ありますが、やはり品質の信頼と保証があること!
そしてメーカーのこだわりやポイントもあり、同じピアノの音色でも聞こえ方が異なったり、タッチ(鍵盤の重さ)が違ったりします。
楽器屋さんなどに行ってみて、店員さんに違いを聞きながら色々試奏してみるのもおすすめです!
3. 購入時に気をつけること
実際に電子ピアノを購入する際にチェックしておいたほうが良いポイントの多くは、下記の項目です!
①ヘッドホンでの練習ができるか
②椅子やスタンドがついているか
③タッチにはこだわるか
④音色の数はいくつ必要か
⑤演奏以外の機能は必要か(録音・デモ演奏機能など)
1つずつご説明すると、、、
◆①ヘッドホンでの練習について◆
電子ピアノやキーボードの非常に大きなメリットといえば、ヘッドホンでの練習ができること!
特に社会人の方で仕事後の夜に練習したいという方や、家で大きな音を出せない!という方には必須の機能になると思います。
これがあれば夜中の練習も安心♪(夜中は寝たほうが良いかもですが(汗)
◆②椅子やスタンドの必要性◆
ご自宅に大きな机などがあり、そこに鍵盤が置ける!という方には必要がないかもしれませんが、鍵盤を置くところがないという方にはスタンドと椅子のついたものがオススメです。
その場合、楽器ピアノを置くスペースの確保が少し必要です。
据え置きではないコンパクトなキーボードを購入する場合は、使用時にケースから出し、使い終わったら収納、という形でも良いと思います!
(※ちなみにスタンド式のキーボードの大きさのイメージは(↓)のような感じです)
(https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/shimamura/item/mt0098917/)
(※電子ピアノはこんな感じで、意外と大きいかもしれません)
(https://www.amazon.co.jp/dp/B09658HS12/ref=cm_sw_r_awdo_P9GG1NRVYN9K3N29SGQM?th=1)
◆③タッチにはこだわるか◆
こちらについては、鍵盤が触れれば良いのか、できるだけグランドピアノのようなタッチを求めるのかの問題になります。
電子ピアノは樹脂鍵盤、木製鍵盤、ハイブリッド鍵盤、など作りがさまざまです。
生ピアノに近い順で言うと、「ハイブリット鍵盤>木製鍵盤>樹脂鍵盤」となり、似ているものの方が価格も上がります。
◆④音色は何が必要か◆
電子ピアノやキーボードにはピアノの音だけでなく、エレピやクラヴィネット、オルガンなど、様々な音色を切り替えることができる機能がついているものもあります。
ポピュラーミュージックやバンドでキーボードなどもやってみたいと言う方は、様々な音色が切り替えられるキーボードを購入するのもおすすめです!
細かいことは文章で書くとものすごく長くなってしまうので、楽器屋さんで店員さんに違いをじっくり聞いてみてください!(汗)
◆⑤演奏以外の機能は必要か?(録音・デモ演奏機能など)◆
自分の演奏を録音し再生する機能が付いたものや、各音色(ピアノ、オルガンなど)ごとにこんな演奏が出来ますよ〜という見本のデモ演奏が再生できるものもあります。
また、楽器購入時に楽譜が付いてきて、その楽譜の演奏を再生できるものもあります。
スピーカーにこだわっているものもあったり、ヘッドホンでの鳴り方がとてもリアルなものもあったり、、、。
などなど、機能がたくさんついていて高品質になればなるほど値段も上がります(^^;;
「そこまでの機能は自分には必要ないかな?」と思っていても、聴き比べてみると違いに驚き。
逆に購入を悩んだり、せっかくだから良いものをと思って奮発して購入したけれど、こんなにたくさんの機能はいらなかったかもな、、、なんてこともあります(汗)
とはいえ、それも大事な経験、、、。
是非ご自分に合ったピアノを選んでいってください!
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
もちろんグランドピアノやアップライトピアノを家に置ければ良いのですが、そんなことができる方は多くはありません。
普段の練習は電子ピアノやキーボードで行っているという方も多いので、まずはお気軽に初めてみていただければと思います!
楽器屋の店員さんに色々と聞いてみたり、実際に色々なピアノを弾いてみるなど、試しながら気に入ったものを見つけていってくださいね!
次回は実際にこんな電子ピアノやキーボードががおすすめですという、紹介記事を書かせていただきたいと思いますので、もしよろしければ是非お付き合いくださいm(_ _)m
それでは本日もありがとうございました!