こんにちは!
東京都内を中心に、関東近郊に20か所ほどある完全個人レッスンのピアノ教室、エルピアノスクールのブログです。
本日も「ピアノ、レッスン曲紹介!」ということで、前回に続いて教室のレッスンで実際に生徒さんからリクエストをいただいて、レッスンで取り扱った曲をご紹介させていただきたいと思います!
もちろんいつもご紹介させていただいているようなクラシックの名曲もレッスンで取り扱っておりますが、エルピアノスクールは生徒さんそれぞれのご希望に合わせてクラシックはもちろん、ポップスやジャズの曲のレッスンも多いので、そういった曲も幅広くご紹介させていただこうと。
年代も様々ですので、お気軽に何でもレッスンでご相談くださいね!
それでは、本日もいってみましょう!
〜【ピアノ教室】レッスン曲紹介! 〜Tani Yuuki「W/X/Y(ダブリューエックスワイ)」〜〜
「Tani Yuuki(たにゆうき)」さんの「W/X/Y(ダブリューエックスワイ)」です!
イントロから印象的なピアノのフレーズが耳を奪う曲ですね。
この曲はTani Yuukiさんの5作目のデジタルシングル(配信シングル)として、2021年5月26日にリリースされた楽曲です。
リリースから半年以上経過した2021年の年末頃からTikTok上で注目度が大きく上昇したとのことで、その後、Spotify、Apple Musicなどのサブスクリプションサービスにおいても楽曲人気が高まり、2022年4月20日公開のBillboard Japanストリーミングチャートでご自身初の首位を記録。
2022年4月27日公開のBillboard Japan Hot 100では最高位となる3位を記録したとのこと。
LINE MUSICが発表した2022年上半期ランキングでは、10代トレンド部門で1位となったそうですが、この曲をレッスンでリクエストされた生徒さんは10代の高校生の方でした。
その生徒さんもこの曲やTani YuukiさんのことをTikTokで知ったそうですが、その後すっかり好きになってよく聴いており、ピアノで実際に弾いてみたいと思ったそうです。
どこかで影響を受けて、ピアノや色々な楽器を始めてみたいと思うのはどの世代の方でも同じですね(^^)
音楽を楽しむ方が増えるのはとても嬉しく思います!
Billboard JAPANが発表した2022年の年間総合チャート(Hot 100)では2位にランクイン。
ストリーミングチャートでは3億回を超える再生回数を記録し、2022年に最も再生された楽曲となりました。
タイトルの「W/X/Y」は性染色体の女性(WX=XX)と男性(XY)を掛け合わせたもので、男女という対の存在をテーマにしたラブソングということですので、もしよろしければ歌詞にも注目して聴いてみてくださいね。
Tani Yuukiさんはまだ24歳とお若いこともあり、今後の活動も楽しみですね!
そしてこの曲は、前回ご紹介させていた曲「優里」さんの「ドライフラワー」と同じく「THE FIRST TAKE」でも公開されており、他のものでは優里さんとコラボしたものもあります。
せっかくですので少しご紹介させていただければと思いますので、是非ご覧になってみてください!
それではこの曲のピアノ演奏について、少しだけ書かせていただければと思います。
ドライフラワーと同じくこの曲も16分のシャッフルとなっていますので、ノリをしっかりと出していけるようにしましょう。
イントロや間奏などで登場するピアノフレーズは半拍3連のリズムも混ざっていますので、これがちゃんと取れなかったり、ここでリズムが崩れてしまう方も多いかと思います。
特にピアノ初心者の方は、急がずにまず右手のメロディーのリズムや正しい指使いをしっかりと把握した上で、練習を進めて行ってください。
原曲のイメージがあると思いますので、ゆっくり弾こうと思っても原曲の速さに気がついたら引っ張られてしまう、、、(そして原曲のスピードだと速いので、ちゃんと弾けずに全然上手くならない、、、)、という方は非常に多いです。
フレーズをちゃんと理解したら、できるだけ早い段階でメトロノームなどを使って、ご自分のレベルに合った適正テンポからまず練習していきましょう。
4分音符でカウントするよりも8分音符でリズムに乗って行った方が取りやすいかと思いますので、なかなかリズムが取れないという方は是非試してみてくださいね。(それはそれで難しいかもしれませんが(汗))
コード進行は基本的にほとんど「Bm7→G→A→D→A(onC#)」のループですが、Aメロ、サビなどのそれぞれのセクションによって、できるだけ盛り上がりや展開に差をつけていけるように気をつけて取り組んでみてください。
この曲のキーは「Dメジャー(ニ長調)」なので#がファとドにつくキーですが、サビで一瞬登場するファのナチュラルの音はキーにとっての♭3rd(短3度)のブルーノート(ざっくりいうと、そのキーの音階ではない音だけど哀愁を帯びる音)です。
ここで「ク〜〜ッ!!美しい!」となれると、マニアックかもしれません(笑)
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
今回もいつものクラシック名曲紹介とはまた違って、レッスンでリクエストのあったポップス系の曲をご紹介させていただきました!
ソロで演奏しても非常にカッコよく美しい曲ですので、是非こんな感じで(↓)演奏できるように頑張って練習してください!
それでは、本日もありがとうございました!